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小林正観

小林正観という方の本を何冊か読みましたが感謝とトイレ掃除ということになるんではないでしょうか。また、幸せということに関して、彼はこのように言っています。幸せとはつかむものでも、追い求めるものでもない。山のあなたの空遠く「幸」住むと人のいふ。ああ、われひとと尋ねゆきて、涙さしぐみ、かへりきぬ。山のあなたになほ遠く、「幸」住むと人のいふ。これは、カールブッセの詩です。これだと、どこまで探しに行っても見つからないということです。逆説的に探しにいかなくても自分のそばにあるんだよと言っているのでしょうね。童話の「青い鳥」のように。自分が幸せと感じられればそれは幸せなのです。例えば、1日中汗をかき、のどが乾き、1杯の水を飲んで、それを幸せと感じたら、それは、幸せなのです。そして、その幸せと感じられるのはあなただけなのだと小林さんは本の中で言っています。これからは、イヤなこともそれが終わったときの幸せを感じるための、前フリなんだと考えるようにしよう。イヤなことやツライことがあればあるほど、逆にいうと、幸せを感じることの機会が増えると考えましょう。そして、先ほどの感謝に戻りますが、だから、イヤなことや、イヤな人にも感謝することができるヒントがこのあたりにもありそうです。 また、印象に残っているのは、「そこから先は神の領域」三浦綾子さんの言葉。三浦綾子さんは結核、脊椎カリエス、心臓病、直腸ガン、パーキンソン病など多くの病気に苦しんだ方でしたが、「なぜこんなに苦しまなければならないのか」ではなく、自分にできることだけをやって、あとは、「そこから先は神の領域」と割り切ったから、おだやかに生きられたのではないでしょうか。恨みや憎しみ、呪いの対象であった相手を許す事で得をするのは自分。相手に腹を立て、イライラし、とげとげしく、攻撃的であった自分がおだやかになります。許すというのは怒っていない、腹を立てていない、イライラしていないという心の状態です。そうなると、前より、よく眠れるし、食欲も出て、結局は自分にとって、得になるということです。